広島県福山東署がカープ坊やの横断歩行者優先看板を製作

 広島県福山東署がカープ坊やの横断歩行者優先看板を製作子供や高齢者を中心とした歩行者の交通事故を防止するため、広島県福山東署はプロ野球・広島東洋カープのマスコットキャラクター「カープ坊や」のイラストを使用した啓発看板2種類を製作した(写真)。幼稚園や小学校など182施設に300セットを配布している。

「みんなで 歩行者事故ゼロ プロジェクト」キャンペーンの一環。看板には「止まってくれた運転手さんに笑顔であいさつをしましょう!!」「横断歩道手前で止まってくれてありがとう!」の文言がそれぞれ記載され、ドライバーへの横断歩行者の優先意識と、歩行者への横断後の感謝をドライバーに伝える意識の醸成を目指している。

歩行者の安全な横断には、ドライバーと歩行者のアイコンタクトによるコミュニケーションが必要で、また、渡った後の歩行者の「お礼の一言」がドライバーに「今後も止まってあげよう」という気持ちにさせる好循環を招くと考えられる。