山形県小国署で地元高校生デザインの「運転卒業証書」を運用開始

 山形県小国署で地元高校生デザインの「運転卒業証書」を運用開始山形県小国署と小国地区交通安全協会は8月から、自動車運転免許証の自主返納者に「運転卒業証書」を授与する取組みを始めた。

運転卒業証書のデザインは、管内の県立小国高校に依頼。地元高校生が交通安全活動に参画することで、若い世代への交通安全意識の浸透と、若い世代から高齢者に交通安全メッセージを届けることで、町全体の交通安全意識を高める目的もある。

生徒が考案したデザインは、夜光反射材を着用した同校イメージキャラクターの「おぐまん」が、歩行者の事故防止を呼び掛ける、親しみやすいイラストが特長。運用開始に先立つ7月29日には、デザインを考案した女子生徒5人に対し、小野宣雄署長から感謝状が贈られた(写真)。