岩手県大船渡署の「防犯戦隊ケセンジャー」が防犯教室に出動

 岩手県大船渡署の「防犯戦隊ケセンジャー」が防犯教室に出動岩手県大船渡署では、地域課被災地支援隊地域安全班と若手警察官が扮する「防犯戦隊ケセンジャー」を小学校に出動させ、児童対象の防犯教室を開催している。

先日は、大船渡市内の小学校で低学年の教室を開催。ケセンジャーレッド・ブルー・グリーンのうち、出動したレッドが地域安全班員と一緒に防犯寸劇を行い〝悪役〟である不審者を撃退すると、児童から大きな歓声が上がった。最後に、少年補導職員から、子供を連れ去りの被害から守る合言葉「イカのおすし」の説明があり、児童を含む全員でダンスを踊り(写真)、周知を図った。

今年度当初は、コロナ禍の影響で出番が少なかったケセンジャーだが、最近になって各校から出動要請がかかり始めたという。東日本大震災後に誕生したヒーローは、これからも子供たちを元気付け、防犯意識を高めるという任務にまい進していく。