静岡県細江署が4コマ漫画で詐欺被害に注意を呼び掛け
特殊詐欺被害の根絶につなげようと、静岡県細江署は被害を未然に防いだ事例に基づく4コマ漫画を制作した(写真)。
県内では、新型コロナウイルスに関連する詐欺電話が発生していることから、同署ではさまざまな取組みを展開。4コマ漫画の制作もその一つで、「これまでに県民が体験した被害防止事例をネタにしては」と署長が考案した。「肝心要の絵描きをどうするか」の問題は、署員の家族が名乗りを挙げ、優しいタッチの作品がすぐに完成。幅広い年代に親しみを感じさせるイラストになっており、作者は「身近に起きた実例を紹介することで、危機感を感じ取ってもらえれば」と期待を込めて話した。
同署は、署ホームページや県警公式ツイッターに掲載しており、今後も定期的に更新する予定。県内居住者から詐欺被害防止の体験談を募り、優秀作品を4コマ漫画にして掲載することも検討している。