静岡県警で静岡ガス社員家族を対象にサギ電話の対応訓練

 静岡県警で静岡ガス社員家族を対象にサギ電話の対応訓練静岡県警は静岡ガス(株)と連携し、同社社員の家族など15人を対象としたサギ電話の対応訓練を実施した。

訓練対象者である同社家族には、事前に「訓練日の週のいずれかに架電する」旨だけを通知し、ほとんど抜き打ち状態で想定を行い、被害から身を守るための対応を確認するもの。こうした訓練を県警と民間企業が行うのは初めてという。

想定では、警察官が、警察官を騙る架け子となり、キャッシュカードを騙し取る手口のサギ電話を対象者宅に架け、被害に直結する「キャッシュカード」「暗証番号」などのキーワードの応答状況などを確認した(写真)。想定終了後には、対象者への防犯指導が行われた。