愛知県熱田署が巡回連絡に代わりチラシをポスティング

 愛知県熱田署が巡回連絡に代わりチラシをポスティング愛知県熱田署は防犯情報を盛り込んだ署独自の啓発チラシを作り、管内全世帯へのポスティングを始めた。新型コロナウイルスの感染防止のため、自粛している巡回連絡に代わる警察活動として導入した。

県内では、臨時休校で在宅中の子供が侵入盗と遭遇する事件が発生しており、熱田区内では高齢者の特殊詐欺被害、自転車盗の増加も懸念されている。A5判のチラシでは、表裏に防犯情報を掲載したほか、県警のメール配信サービス「パトネットあいち」について紹介(写真)。二つ折りにすると、中央に「こちらはあつたけいさつです」という文字が見える仕様で、ポストやドアに挟むと、住民には「警察からのお知らせ」と分かり、不審者には「警察が巡回している」と認識させるなど、二重の犯罪抑止効果を狙っている。

チラシを受け取った住民からは「コロナ騒ぎで警察も不自由な中、知恵を絞って活動してくれてありがたい」などの声が聞かれている。