滋賀県米原署が通学路警戒の啓発動画を制作

滋賀県米原署は「伊吹山ケーブルテレビ」と協働で新入学児童に通学路の危険について教える啓発動画を制作した。4月下旬から5月上旬まで放送された。

新型コロナウイルスの感染防止対策で小学校が長期休校となるなか、子供が長時間在宅する状況を「効果的な啓発の機会」として捉えた取組み。学校再開後の通学中の各種犯罪被害を防止するため、地域住民が多く視聴する地元ケーブルテレビに協力を要請した。

動画は30秒と5分の2本があり、いずれも署員が新入学児童や不審者、通学路を見守るボランティアなどの役を演じた(写真)。防犯標語「いかのおすし」を児童目線で分かりやすく解説する内容になっている。動画はケーブルテレビ放送のほかに、米原市役所がYou Tubeでも配信。放送終了後、同署は動画を収録したDVDを市内全小学校に配り、児童の防犯意識向上に役立てている。