島根県大田署でネットトラブル防止の標語「あなごめし」を啓発

島根県大田署でネットトラブル防止の標語「あなごめし」を啓発インターネットの利用に起因するトラブルや犯罪被害から子供たちを守ろうと、島根県大田署は「あなごめし」と題した啓発標語を考案した。

表題を頭文字にして▽あ=あんしんフィルター(フィルタリング)を必ず利用▽な=なりすましや乗っ取りにご用心▽ご=ごかいしないで!「無料」の落とし穴▽め=めいわくメールに返信しない▽し=しらない人と、直接会わない―と、被害に遭わないための方法を分かりやすく紹介している。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、子供たちの在宅機会が増えていることから、この種被害の発生を防ぐことがねらいだ。島根県は全国有数の穴子の漁獲量を誇り、その約半数を占める管内大田市は現在、大田商工会議所などと穴子の地域ブランド化を進めている。啓発標語は同商工会議所とタイアップして制作。同商工会議所職員から広報用イラストの提供を受けるなどし、ポスターも作った(写真)。

今後は、広報啓発用グッズの制作や各所に掲示する穴子料理提供店マップなどへの掲載も予定。同署は「新標語を広く周知し、啓発活動を推進していく」としている。