愛知県江南署が子供たちの声による「動く広報」開始
愛知県江南署は、高齢者宅への特殊詐欺の前兆電話が集中し、被害が増加傾向にある管内岩倉市内で、子供たちの声で注意を促す「動く広報」を4月6日から開始した。
事前に、市内小学3.4年生9人の声を録音し(写真)、「前兆電話があった」との通報が入ったらすぐに現場に向かい、児童が元気に吹き込んだ「詐欺の電話に気をつけてください」「怪しい人を見かけたら110番通報をしてください」「警察官、市役所の職員、銀行員はキャッシュカードを取りに行きません」などの呼び掛けをパトカーのスピーカーから流す。
録音作業に参加した児童は「自分たちの声が詐欺防止につながればうれしい」と笑顔で話していた。