神奈川県警では「こども110番の塾」の活動を開始
神奈川県警の働き掛けで、小学生から高校生までが通う学習塾「個別指導学院ヒーローズ」が県内17校で「こども110番の塾」の活動を開始させた。
子供や女性、高齢者らが誘拐や声掛け、ひったくりなどの犯罪被害に遭いそうになった場合の駆け込み場所として機能するほか、被害者保護や警察への通報などにも取り組む。県内の「こども110番の家」は約10万8,000カ所あるが学習塾は初めて。「新型コロナウイルスによる外出自粛等により『地域の目』が減少するおそれから、万が一の際に子供たちが逃げ込める場所を確保したい」としている。
横浜市港北区にある同塾綱島校で開始式が開かれ、県警・田上数仁犯罪抑止対策室長と綱島校教室長の合戸宏彰さんが、「こども110番の塾」の文字と同塾キャラクターのイラストが入った特製ステッカーを出入り口ドアに貼付した(写真)。