宮城県登米署の全署員が思い綴った文集「原点回帰」を作成
宮城県登米署は全署員41人が思いを綴った文集「原点回帰」(写真)を作成、定年退職者も含め全員に配布した。昨年は「平成」から「令和」に元号が変わる節目の年だったことから、人事異動を前に、東日本台風の対応などで1年間苦楽をともにした証を文集として形にした。
ベテランから若手への伝承、若手の将来の希望などが綴られ、それぞれが一度初心に立ち戻ることで非違事案防止の一助とすることが目的。テーマは「警察官を拝命した理由」「東日本大震災の経験」「座右の銘」などさまざまで、普段の様子からは窺い知れない、内に秘めた熱い思いが感じられる作品ばかりだった。
文集を手にした署員からは「警察官を拝命したころの初心に返ることができた」「震災後に拝命したが、当時の警察活動の困難さを再認識した」などの感想が聞かれた。