兵庫県警で4日間の高校生インターンシップ
兵庫県警では少年課を窓口として、高校生のインターンシップを4日間にわたり実施した(写真)。同県教育委員会が平成17年度から行っている就業体験事業の一環で、今年は43人の高校生が参加した。
実習場所は県警本部、機動隊、警察学校の3カ所で、1日目=警察本部で、採用ガイダンス、災害警備活動に関する講義、職務質問体験。2日目=機動隊で、不審者等から身を守るための護身術体験、レスキュー車や災害装備資機材の説明、体験活動、機動隊員によるレンジャー訓練見学、ロープの結束や訓練の体験等。3日目=警察本部で、庁舎見学、似顔絵作成体験、薬物乱用・サイバー警察についての講義。4日目=警察学校で、総合術科訓練、初任科生の授業見学、大盾を携行して走訓練等を行う教練体験、心肺蘇生のための救急法体験等の内容で行った。
参加者は「警察学校や警察署での活動を丁寧に教えてもらい、運動が苦手な自分でも、基礎から指導してもらえると聞き安心できた」と話すなど、警察への理解と関心を高めていた。