北海道倶知安署が後方羊蹄山で安全登山啓発活動

 北海道倶知安署が後方羊蹄山で安全登山啓発活動「山の日」の8月11日、北海道札幌方面倶知安署は日本百名山の一つ、後方羊蹄山(標高1,898m)で安全登山啓発活動を実施した。

別名、蝦夷富士と言われる後方羊蹄山(しりべしやま)には、四つのコース(比羅夫、真狩、喜茂別、京極)があり、登山者に人気の真狩コースで啓発活動を実施。署員は地元消防機関の羊蹄山ろく消防の隊員5人と協力し、すれ違う登山者に啓発用のポケットティッシュを配り、安全な登山を呼び掛けた。

真狩コース登山口には、真狩村が管理する真狩キャンプ場があり、登山者だけでなく、キャンプを楽しむ家族連れの姿も。山頂では(写真)、50人ほどの登山者が食事や写真撮影を楽しんでいる様子が見られたという。なお、同日の山岳遭難事案はなかった。