岐阜県大垣署でガソリン特性・負傷者搬送方法の教養を実施
岐阜県大垣署は大垣消防組合の職員を講師に招き、ガソリンの特性や負傷者の搬送方法などについての教養を実施した(写真)。
冒頭、京都アニメーション放火・殺人事件で犠牲となった35人の冥福と治療中の受傷者の一日も早い回復を祈り、全署員で黙とう。ガソリンの特性に関するビデオを視聴した後、実際に実験装置を使って気化したガソリンが引火する実験や静電気で着火する実験を行った。
多数の負傷者が出て、救急隊員だけでは対応できない場合を想定し、一人・二人一組、三人一組による搬送方法、毛布を利用し簡易ストレッチャーを使っての搬送訓練、トリアージを使った負傷者選別の訓練もあった。