神奈川県警がテロ・災害対策協力会の総会と訓練行う
神奈川県警は横浜市開港記念会館でテロ・災害対策に係る官民連携の枠組み「テロ・災害対策神奈川協力会」の総会を開催した。協力会には県警や県などの関係機関をはじめ、電力、鉄道等の重要インフラ事業者など338団体が加入している。
9回目となる今回の総会では、239団体255人が出席し、藤木幸夫会長(横浜港運協会会長、県警察官友の会会長)や古谷洋一本部長があいさつした。
またこの日は、県警各部や県情通部、横浜市、海保、横浜税関など関係機関が連携したテロ対策合同訓練が横浜市中区の「象の鼻パーク」であった。総勢約300人が参加する大規模訓練で、雑踏警備、異臭事案・不審物対処、負傷者の救出救護、海上での犯人確保という多岐にわたる内容。来月開幕するラグビーW杯の警備で運用される予定の気球カメラを初めて導入し、上空から訓練状況を映し出した(写真)。