広島県三原署・河村巡査部長の交通安全教室が好評
広島県三原署では、交通課員の河村倫子巡査部長が幼稚園児や小学生、高齢者などを対象に、腹話術を使った交通安全教室を行っている(写真)。
以前に同署で勤務した際も、腹話術による交通安全啓発を実施していた河村巡査部長。倉庫に眠っていた相棒の人形「けんちゃん」との十数年ぶりの再会に運命的なものを感じ、「もう一度、けんちゃんと頑張ろう」と活動を再開した。腹話術で軽妙な掛け合いを交えながら交通ルールの大切さや交通事故の悲惨さを伝えることで、子供たちにも熱心に聞いてもらえ、高齢者からは「自分の孫に言われているよう」「分かりやすい」との声もあるなど、教室の評判は上々だ。
署内の関心も高く、なかには河村巡査部長から腹話術を習っている署員もいるという。同署では、河村巡査部長と「けんちゃん」のさらなる活躍に大きな期待を寄せている。