和歌山県警がパンダの赤ちゃん「彩浜」を交通安全夢大使に委嘱

和歌山県警は「わかやま夏の交通安全運動」初日の7月11日、県内観光地「南紀白浜」の人気テーマパーク「アドベンチャーワールド」で飼育されているジャイアントパンダの赤ちゃん「彩浜(さいひん)」に「交通安全和歌山夢大使」を委嘱した(写真)。

交通安全に対する子供の関心を集めようと、県警が同施設に協力を求めたところ快諾され、委嘱の運びとなった。彩浜は昨年8月に誕生し、子供から大人まで絶大な人気を誇る。彩浜の代わりに、委嘱状を受け取った今津園長は「今まで一番小さく生まれた彩浜が病気一つせず、このような大役を任される日を迎えられ、大変光栄に思います。子供たちに交通安全を呼び掛ける大役を務められるよう尽力したい」と意気込みを語った。

「交通安全和歌山夢大使」の名称には「過去最小で生まれた『彩浜』が病気をせずにすくすくと成長していることにあやかり、子供たちが交通事故に巻き込まれず、夢に向かって健やかに成長してほしい」との願いが込められている。委嘱期間は1年間。子供の事故防止を中心とした各種交通安全広報で活躍が期待される。