岐阜県大垣署で警察官夫婦の交番同一勤務を開始

 岐阜県大垣署で警察官夫婦の交番同一勤務を開始岐阜県大垣署の交番で、今年3月から警察官夫婦の同一勤務が始まった。県内初の試みで、県警が昨年秋から導入した「働き方改革」の一環。

2人は同署地域課に所属し、神戸交番に勤務する田村吉崇巡査部長と香里巡査長。仕事と家事を両立できるように、交番の三交替制勤務を活用し、どちらかが家にいられるように別の当直班とした。勤務交替時には業務連絡のほかに、子供の体調など“家族間の引き継ぎ”も行う(写真)。

2人も同一勤務のメリットを感じている様子で「署員の理解もあり、家庭と仕事の両立ができるよう気遣ってもらえる」「どちらかが家にいるため、勤務に集中できる」。同署は今後も、仕事と育児に奮闘する警察官夫婦の活躍を発信し「多様な働き方に向けた取組みを推進する」としている。