高知県警で「格好いい」「身近な」警察アピールした採用広報動画を制作

 高知県警で「格好いい」「身近な」警察アピールした採用広報動画を制作高知県警は“元デザイン会社経営”という異色の経歴を持つ警部補が制作した、警察官A採用の広報動画を第3弾まで配信している。これまでの採用動画と異なり、ターゲットを「家族・親戚」「教師」から、若年層の「受験者本人」へとシフト。内容も「『正義感』『強く正しい』『堅実な』警察」よりも、「『格好いい』『身近な』警察」を強くアピールしている。

スポットを当てているのは制服警察官。制作者本人が警察官だからこそ撮れる出勤後の着替えの様子や、出動前のパトカーの洗車風景、警ら中の姿など何気ない日常を、高知市内の街並みとともに編集した。映画さながらの洗練された内容に仕上がっている(写真)。

警察官A採用募集の申し込みが始まった4月8日から、高知市中心部に設置されたデジタルサイネージ広告、テレビCM、県警HPやSNSで一斉配信を開始。現職警察官の職歴を生かした取組みも話題となり、テレビや新聞でも大きく報道され、警察のイメージアップに一役買っている。県警は今後も続編を制作する予定という。