神奈川県伊勢佐木署は防犯カメラの増設・改修と防犯診断を実施
神奈川県伊勢佐木署管内の横浜市中区黄金町・初音町・日ノ出町の「京急高架下」に、防犯カメラ約10台が新規増設、約15台が改修されることとなった。これに先立つ3月18日に、署員、NPO法人「黄金町エリアマネジメントセンター」職員で同地域でアート活動を行う「黄金町レジデンスアーティスト」の3人、県防犯セキュリティ協会理事の横山篤朗さんが設置場所・台数などを検討。現場での診断も行い、防犯上で死角になりやすい箇所や有効な設置箇所について見て回った(写真)。
防犯診断で横山さんは、カメラの性能や費用面、メンテナンスなどを詳しく説明し、現場では「夜間のことを想像して設置を考えることが大切」とし、有効な設置箇所をアドバイスした。
同署の柳博泰生活安全担当次長は「署ではラグビーW杯、東京五輪・パラリンピックに向け、歓楽街総合対策を強力に推進しており、こうした活動を補完するものとして防犯カメラは非常に有効で、犯罪抑止に効果が期待できる」と話している。