福岡県警が建設関連業界団体と暴排協定結ぶ

 福岡県警が建設関連業界団体と暴排協定結ぶ福岡県警は、建設関連業界団体の県建造物解体工業会、県土木組合連合会と暴力団排除に向けた協定を締結した(写真)。

建設関連工事は暴力団の伝統的資金源とみられ、県内では繁華街の再開発に伴う大規模解体工事、九州北部豪雨に伴う災害復旧工事などの大型工事が進んでいることから、工事への介入を防ぐねらいがある。警察と同団体が暴排の協定を結ぶのは全国で初めて。協定書には、暴排に関する必要情報の提供や、不当要求を受けた場合の通報の徹底などが盛り込まれた。