埼玉県警が事故多発時間帯の「暁検問」を実施

 埼玉県警が事故多発時間帯の「暁検問」を実施
埼玉県警が事故多発時間帯の「暁検問」を実施埼玉県警は今月中の火曜と木曜の計8日、早朝時間帯(午前5時~午前8時)の交通事故防止検問活動に取り組んでいる。

「暁(あかつき)検問」と名付け、県内を13ブロックに分類。ブロック内の隣接署が連携した交通事故抑止対策に当たり、交通死亡事故の抑止につなげる。

県内の過去5年間の交通死亡事故発生状況によると、2月中の時間帯別では午前4時~午前8時が最も多く、特に昨年2月は午前4時~午前6時台が最多だった。この時間帯の第一当事者はすべて四輪車で、出勤や退社途中が行動目的の6割を占めている。

こうした分析結果に基づき、県警は先行対策として、早朝時間帯にシフトした交通事故抑止対策を強化。ドライバーへの啓発を中心に「行政処分等事例を活用した交通事故防止対策チラシ」を配布するほか、ハイビームの適正利用を呼び掛けている(写真)。