和歌山県警が交通事故抑止総合対策を今年も継続実施
和歌山県警は子供から高齢者まで「全ての人に安全を」をコンセプトに「ユニバーサル・セーフティ・パッケージ」と題した交通事故抑止総合対策を、平成29年から推進している。
今年は「ユニバーサル・セーフティ・パッケージ2019」と銘打ち、従来からの「子供と高齢者の交通事故防止」「飲酒運転の根絶」に、「信号機のない横断歩道における歩行者優先の徹底」を加えた全3項目を推進重点に設定。交通事故抑止総合対策を展開することにした。
取組みの背景には、昨年の人身交通事故が17年連続で減少し、死者数(36人)が統計史上最少となる成果が見られたものの、「死者の約7割が高齢者」「道路横断中の死亡事故が多発」「飲酒運転が後を絶たない」などの課題がある。