愛知県江南署で元ドラゴンズ・井上一樹さんが一日警察署長に
夕暮れ時の交通事故と飲酒運転による重大事故、県内で多発している自動車盗、特殊詐欺を防ごうと、愛知県江南署はプロ野球・中日ドラゴンズの元選手で野球解説者の井上一樹さんを一日警察署長に迎え、啓発キャンペーンを開いた。
井上さんは警察官の制服姿で、管内商業施設であったキャンペーンに登場。集まった買い物客を前に「飲んだら乗らないを徹底してほしい」と力強く訴え、特殊詐欺被害防止のアドバイスでは「人を簡単に信じないこと。石橋を叩いて相手の確認を」と注意を促した。
啓発品の配布では、井上さんが現役時代に愛用していたピンクのリストバンドにちなみ、同署や交通安全協会などがピンク一色の反射材約400個を用意。井上さんが一人一人に手渡すと(写真)、買い物客はうれしそうに早速身につけていた。