三重県警とサイバー防犯ボランティアが合同でサイバーパトロール

偽のショッピングサイトなどによる詐欺被害を防ぐため、三重県警本部サイバー犯罪対策課と県警サイバー防犯ボランティアは、合同サイバーパトロール活動を実施した。

活動では、インターネット上で他企業の住所や名称を詐称したり、画像を盗用したりしているショッピングサイトなどの情報を、民間の情報セキュリティ企業に提供する。ネット利用者がこれらのサイトにアクセスした際に、警告画面を表示させることで被害を防止するねらいがある。

この日の活動で、参加した県内の大学や短大に在籍する学生ら9人が偽のショッピングサイト50件を発見・確認。学生は「悪質なサイトを発見するための着眼点について理解できた。他のボランティアにも伝えて、今後の活動に生かしたい」と話していた。