岐阜県警科捜研の森主任研究員が動物種同時識別法で特許
岐阜県警本部科学捜査研究所の森幾啓主任研究員(写真)は、動物の血痕や骨から動物種を識別する新たな手法を岐阜大学との共同研究で開発し特許を出願した。この研究成果は岐阜県で職務発明に認定され、県警初の特許出願となった。
開発した「マルチプレックスPCRを用いた動物種の同時識別法」は、動物のミトコンドリアDNAの中の動物ごとの塩基配列の長さが異なる部分に着目した手法で、家畜、愛玩動物、野生動物など捜査に役立つ可能性がある動物約30種を一度の検査で識別することができる。