和歌山県警の特別交通機動隊が取締りの出陣式
和歌山県警は交通死亡事故の急増を受け、昨年7月に編成した特別交通機動隊「STT」(Special Traffic Team)の緊急運用に伴う特別交通取締り出陣式を交通センターで行った(写真)。緊急運用は今年6月以来という。
県警によると、同日現在の県内の交通事故情勢は、発生件数が昨年同期より減っているものの、10月に入り車両対高齢歩行者の死亡事故が3件連続発生するなど、死者数が29人で3人増となっている。
この現状に歯止めを掛けようと、交通部内4課から選出された警察官で構成する「STT」の緊急運用を決定。年末にかけて事故が多発する薄暮時間帯を対象に、和歌山市やその周辺の主要幹線道路に白バイやパトカーを多数走らせ、ドライバーに緊張感を与えて事故防止を図る。また各警察署とも連携し、効果的な交通指導取締り活動を展開する。