宮崎県えびの署は警察と自衛隊の災害対応合同訓練を実施

宮崎県えびの署は警察と自衛隊の災害対応合同訓練を実施今年が死者3人負傷者44人を出した「えびの地震」の発生から50年に当たることから、宮崎県えびの署は防災関係機関相互のさらなる連携を目的に、警察と自衛隊の災害対応合同訓練を実施した(写真)。同署と陸上自衛隊えびの駐屯地のほか、小林署、鹿児島県横川署・伊佐署から総勢約30人が参加。えびの市内で内陸地震が発生し、建物内に要救助者が取り残されているとの想定で行われた。

取り壊し予定の旧えびの署庁舎を活用し、壁を一部破壊して侵入箇所を確保するなど、本番さながらの訓練となった。参加者は「実際の建物で救出手順を学ぶことができ、貴重な体験となった」と話していた。