福岡県警がストーカー加害者の面談制度を導入

福岡県警は、被害者に強い執着心などを持つストーカー加害者に対し、精神保健福祉士が無料で面談に応じる制度を、全国で初めて導入した。ストーカー事案の加害者の中には、警察の警告や事件化などの措置では効果が薄く、被害者への強い執着心や支配意識から、長期にわたってつきまといなどの行為を繰り返す者が存在する。こうした行為を防止しようと、精神科医らがカウンセリングや治療などを実施したところ、受診者の大多数に再犯がなく、一定の効果が上がっている。