神奈川県警が家電量販店「ノジマ」と迷惑電話防止機器の普及図る

神奈川県警が家電量販店「ノジマ」と迷惑電話防止機器の普及図る特殊詐欺被害に歯止めを掛けるハード面の対策として、神奈川県警は横浜市に本社を置く家電量販店「ノジマ」と協力し、録音機能付電話機など迷惑電話防止機器の普及を図っている(写真)。

今年度から県警が推進している「詐欺撲滅の2本柱」の一つ「留守番電話設定のお願い」に関連した取組みで、詐欺被害者の多くが、はじめに電話を受けていることに着目。6月10日に横須賀市の商業施設「nojimaモール横須賀」で開かれた、県警とノジマの合同キャンペーンでは、警察官とノジマの店員が並んで店頭に。「未登録の電話がかかってくると、呼び出し音が鳴る前に、相手方に『この通話を録音します』というアナウンスが流れます」と警察官が録音機能付電話機の仕組みを説明し、店員が「父の日のプレゼントにいかがですか」と呼び掛けた。