青森南署が琴線に触れる「採用うちわ」で若者の応募を呼び掛け
優秀な人材の確保につなげようと、青森県青森南署は若手署員をモデルにしたオリジナルの「採用うちわ」(写真)を作製し、若者に積極的な応募を呼び掛けている。
あの日泣いていた僕はあなたと同じ警察官になった―。印象的な言葉とともに「迷子の子供が警察官を見て安心して泣いている姿に、新米警察官が子供時代の自分を重ね、警察官になった切っ掛けを思い出す」場面を表現した写真を大きく使い、見る人の琴線に触れるPRを目指した。
裏面には、受験資格や受付期間、第一次試験の日程などが記載されている。モデルを務めた若手警察官は「受験生に年齢が近い自分がモデルになることで、警察官という職業を身近に感じてもらいたい」とコメント。鎌田行剛署長は「警察官は、いつの時代も子供をはじめ、困っている人にとってのヒーローだという、職業そのものの素晴らしさを伝えたかった。一人でも多くの人に届け、受験者数の増加につなげたい」と意気込みを語った。