警視庁麹町署が関係部署と連携して水難救助合同訓練を実施

 警視庁麹町署が関係部署と連携して水難救助合同訓練を実施警視庁麹町署は千代田区飯田橋3丁目にある同区防災船着場周辺で、関係部署と連携して水難救助合同訓練を行った。水難事故多発時期を迎えるにあたり、台風による洪水等の大規模災害発生時の迅速・的確な救助活動につなげるねらいがある。

同庁からは麹町、丸の内、牛込、東京湾岸の各署と災害対策課(特殊救助隊)、機動隊(水難救助隊)が、皇宮警察からは吹上護衛署が、パートナーシップとしては千代田区役所、飯田橋・富士見地区協力者が加わり、総勢約60人が参加した。

訓練の内容は

  • 東京湾岸署警備艇による救助訓練
  • 機動隊水難救助隊による救助訓練
  • 救命胴衣着装訓練
  • 救命浮輪、マリンポーチ(自動膨張式浮輪)等による溺水者救助
  • ゴムボート操船訓練
  • 船外機操船訓練及び災害危険箇所把握

警備艇を使った訓練では、助けを求める漂流者に水難救助隊員が泳いで近付き、浮き具を活用して安全を確保した後、警備艇に引き上げて救助した(写真)。