神奈川県警が高齢運転者支援室を新設

 神奈川県警が高齢運転者支援室を新設神奈川県警本部運転教育課に「高齢運転者支援室」が新設された。室長(警部)以下42人体制で、高齢運転者に関する業務をより一層適切かつ円滑に推進する。

昨年4月に設置した支援係から体制強化を図り、支援室として格上げした形だ。今後、高齢者講習・認知機能検査の受け入れ、他県警察・関係機関との連絡調整、自動車教習所に対する指導・調整、自治体や企業と連携した高齢運転者対策の円滑化に効果が期待される。

支援室の新設はとりわけ、長期待ちが常態化している高齢者講習や認知機能検査の運転免許更新手続きを円滑にし、高齢運転者による事故を防ぐねらいがある。発足式は5日に県警運転免許センターであり(写真)、林学本部長はじめ交通部幹部が出席した。