京都府中京署が全13交番の管内地図をリニューアル

 京都府中京署が全13交番の管内地図をリニューアル京都府中京署は開署10周年と富小路交番の新築を記念して、管内全13交番に置かれている交番管内地図をリニューアルした(写真)。同交番の運用開始となった3月1日から一斉に掲出され、来訪者に「色合いが良く、管内が一目で分かりやすい」と好評を得ている。

以前の地図は、20年以上前から使われていたものであることから、各交番勤務員が昨年11月ごろから製作に着手し、約3カ月かけて完成させた。地図には3カ国語を併記し、著名な建造物、祇園祭の山や鉾が建つ場所をイラストで表示している。判然としていて、親しみの持てる作りになっているのが特長だ。

同署管内の道路は、大部分が網の目状に走る「碁盤の目」と呼ばれる形状となっており、一方通行や自転車通行禁止などの交通規制が細かく定められている。京都市民でも戸惑う煩雑さであるため、地図には見落としがちな交通規制についても記入。今後、各勤務員は交通事故防止の注意喚起にも活用していく。