埼玉県警高速隊で大規模災害想定した緊急交通路の確保訓練
埼玉県警高速隊は大規模災害に備えた緊急交通路の確保訓練を、同隊会議室と隊庭、外環道新倉PAで行った。
緊急交通路は、大規模災害発生時に救出・救助、物資輸送などが円滑に行われるようにするため、緊急通行車両等以外の通行を禁止・制限した道路のこと。高速道路が指定される確率が高く、東日本大震災の発生時には浦和料金所から東北の被災地まで指定された。
指定時は、隊員が先頭に立って、署から派遣された警察官に通行証交付手続きなどの指示に当たる。今回の訓練には、隊員10人と交通規制課員2人、関係機関のネクスコ東日本職員3人が参加。緊急交通路の理解を深める教養をはじめ、通行証交付手続きを行う検問要領訓練(写真)、緊急交通路周知の啓発チラシを配布するキャンペーンに取り組んだ。