福岡県小倉北署が子供向けの交通安全教育資料を配信
福岡県小倉北署は子供向けの交通安全教育資料「道路標識カード」「こうつうあんぜんすごろく」(写真)を制作し、署ホームページで配信している。コロナ禍で、従来型の交通安全教育が困難な情勢を踏まえた試みだ。
「道路標識カード」では、歩行者や自転車利用者に必要な知識である歩行者用道路、横断歩道、一時停止など10種類の道路標識を表面に描き、裏面には道路標識の意味を記載。スマートフォンやタブレットの画面に映したり、カルタのように紙に印刷したりして遊べるようになっている。
「こうつうあんぜんすごろく」では、子供たちの交通安全に直結する道路標識(16種類)でマスを構成し、それぞれに道路標識名とその意味を併記している。いずれの資料も自宅等で遊びながら道路標識の意味を学ぶことができ、同署は「家族全体の交通安全意識の高揚につながれば」と期待を寄せている。