三重県伊賀署が地元ケーブルテレビ局と詐欺被害防止の広報用動画を制作

三重県伊賀署が地元ケーブルテレビ局と詐欺被害防止の広報用動画を制作特殊詐欺被害を防止するため、三重県伊賀署は地元ケーブルテレビ局と協力して広報用動画を制作した。還付金詐欺と架空料金請求詐欺の2種類があり、犯行手口を寸劇形式で分かりやすく再現している(写真)。

 

寸劇では、犯人役に警察官、被害者役にボランティアの劇団員が扮し、自治体や金融機関の協力で介護保険担当課の名称、ATMの実機を使用するなどして臨場感を高めている。いずれの動画も約7分間で、ケーブルテレビの視聴者からは「詐欺の手口が高齢者にも分かりやすい」などと好評だ。

また、動画はDVDに収録され、県内各署や運転免許センター、自治体、金融機関などに配布された。コロナ禍における防犯講話や待合場所での放映、職場教養などでの活用が進んでいる。