福岡県南署の協議会委員にネパール人女性留学生が就任
福岡県南署の協議会委員にネパール人の女性留学生(25歳)が就任した(写真)。留学生が委員に委嘱されるのは県内初。委嘱式では、協議会委員や署幹部から「幅広い意見をもとに各種対策を検討することができる」「管内はネパール人留学生が多いことから、外国人等の意見を聞くことで実態が把握できる」などの意見があった。
同署が令和2年8月から取り組む国際化総合対策では
- 各種警察活動を通じた在留外国人の実態把握
- 関係機関等へのアプローチ及び連携
- 在留外国人に対する講習等の実施
- 違法行為に対する取締り等
を4本柱に活動している。県内の外国人居住者は約8万人。同署管内に約6,000人が在住し、そのうち約3,300人が留学生という。国籍別にみると、ベトナム人を上回り、ネパール人が最も多い。