福岡県小郡署が独自の蛇捕獲用具で住民の安全・安心を確保
福岡県小郡署では、梅雨入りとともに「蛇出没」による事案の通報が増加していることを受け、署員が独自に制作した「蛇捕獲用具」の運用を開始した。管内住民の安全・安心の確保や、頼りがいのある警察官の醸成につなげるねらい。
考案者は同署駅前交番所長で、県警の逮捕術指導員として被疑者はもちろん、は虫類に対しても怯むことなく対峙するという安藤頼太警部補。「蛇捕獲用具」は、持ち手と反対側の先端で蛇を捕らえる棒状の器具で(写真)、紐状の「仮想蛇」を併用すれば事案発生の有無にかかわらず使用要領を確認でき、捕獲技術の向上に効果が期待される。
同署では、今後も管内住民のニーズに耳を傾け、各種活動を推進していきたい考えだ。