宮城県河北署の大川駐在所が震災10年の節目に再建

 宮城県河北署の大川駐在所が震災10年の節目に再建宮城県河北署は大川駐在所の落成式を挙行した(写真)。

東日本大震災の津波によって全壊した駐在所が、震災10年の節目に再建された。

同駐在所が管轄する石巻市大川地区は石巻市の西方に位置する。山々に囲まれ、北上川河口付近の自然溢れる豊かな町だったが、東日本大震災の津波に襲われ、町が壊滅。震災後、同署では隣接する二俣駐在所に拠点を移し、大川地区の復興に向けて地域住民に寄り添った活動を続けてきた。

新駐在所は、旧大川駐在所より、内陸の福地地内へと場所を変えて再建。落成式では、同駐在所・森稜貴巡査が「地域の皆さまがより一層、安全安心して生活できる大川地区の実現に向けて、業務にまい進して参ります」と決意を表明した。