三重県四日市南署が「笑えない本当にあった110番」をイラストで掲示
三重県四日市南署は「110番の日」を前に、「笑えない本当にあった110番」と題し、適切な110番通報を促す啓発イラストを1階ロビーに掲示した。
事件・事故等の緊急の対応を必要とするものではない通報事例8点を掲示。絵の得意な女性警察官がイラストを手掛け、「トイレが詰まった」「酒を飲んで帰ったら妻に閉め出された」「話相手になって」などの通報内容を、漫画タッチのイラストでコミカルに表現している(写真)。
「タクシーが捕まらない。家まで送ってくれ」「子供が宿題しない。警察から言ってください」「家に蜂の巣が。なんとかして」などの“トンデモ通報”に、警察官が「1万5,000円になりま~す」「ボクもよく忘れてました」「ボクも無理」とシュールに対応する様子が見た人の笑いを誘う。毎年同署では、寸劇等を通じた啓発活動に取り組んでいるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から啓発イラストを活用し、市民に呼び掛けることにしたという。