岐阜県可児署がビーチバレー・浅尾美和さんと年末特別警戒出発式
年末に起こりうる犯罪や交通事故を防ごうと、岐阜県可児署は可児市在住で元プロビーチバレー選手の浅尾美和さんを一日警察署長に委嘱し(写真)、特別警戒出発式を実施した。
署員や防犯パトロール隊員、可児地区交通安全協会員など60人が参加。冒頭、後藤署長が管内の犯罪や人身事故の発生件数が減っている事例を紹介しつつ「車上狙いの連続発生、飲酒運転による事故多発など、決して安心できる情勢ではない」と警戒を呼び掛けた。浅尾さんは、ボランティア団体や署員に対し、日ごろの活動に対する感謝の言葉を述べるとともに「短い時間ですが、力になれるよう頑張ります」と啓発活動への意気込みを語った。
式後、署員らは白バイやパトカーに乗り込み、街頭の見守り活動へと出発。浅尾さんは管内金融機関に場所を変え、ニセ電話詐欺や交通事故の被害に遭わないように来店客に訴えた。