宮城県気仙沼署が消防・海保と海の事故に警戒

 宮城県気仙沼署が消防・海保と海の事故に警戒宮城県気仙沼署は8月5日、管内の漁港で消防署と合同の水難救助訓練を初めて行い、7日には管内海水浴場2カ所で海上保安署と合同パトロールを実施した。

今夏は、新型コロナウイルスの影響で県内の海水浴場が開設されず、監視体制が不十分であるため、事故が起きた場合に発見や救助が遅れるなど、例年よりも水難事故の危険性が増している。警察が初動対応に当たる場合も想定されることから、消防署と海上保安署に呼び掛け、合同での実施に至った。

消防署との初の水難救助訓練では、交番等の若手警察官11人が参加し、水難救助隊員の指導で浮輪や、代替品のペットボトルの投げ方を練習(写真)。