山梨県笛吹署で「マンホールの蓋」絵画コンクール

山梨県笛吹署で「マンホールの蓋」絵画コンクール

 山梨県笛吹署で「マンホールの蓋」絵画コンクール山梨県笛吹署と笛吹市は管内の交通安全機運を高めようと、マンホールの蓋に交通安全のデザインを描くことを想定した絵画コンクールを開催した。市内高校生から募集し、6月18日に同署であった審査委員会で、市長賞と署長賞が選ばれた(写真)。この2作品は実際に蓋のデザイン(プリントシール)となり、7月末ころにJR石和温泉駅前の歩道2カ所(各1作品)に設置される予定。

2作品はともに同じ高校の3年生の女子生徒が制作。A3サイズの画用紙に蓋に見立てた真円を書き、その中にデザインを描いた。「左見て右見て左見よう」「とびださないで まずかくにん!」と題し、横断歩道を渡る際の安全確認を徹底するように呼び掛けている。市長と署長のほか、県立笛吹高校の校長や笛吹交通安全協会会長など13人が審査に当たった。

絵画コンクールは、制作した高校生が交通事故の危険性を再認識する有意義な機会となり、今後、作品がマンホールの蓋として残ることで注目度も高まる。同署は「より多くの人の目に触れ、交通安全の広報効果、機運向上につながれば」と期待を寄せている。