京都府伏見署が歩行者優先を呼び掛けるオリジナルステッカーを作成
横断歩道上での歩行者事故の防止とドライバーの交通マナー向上を目指し、京都府伏見署は「おうだんほどう 歩行者 いちばん」などと記載したオリジナルステッカーを作り、管内の協力企業に配布している。
署員がデザインし、伏見交通安全協会の協賛により製作。1枚のシートが車外用、車内用、ヘルメット用の3枚セットになっている(写真)。協力企業の社用車などに貼付してもらい、本人はもとより、他車両のドライバーへの注意喚起の効果を見込んでいる。
昨年8月のJAFの「信号機のない横断歩道における歩行者優先についての実態調査」で、京都府は全国ワースト3位(一時停止率5%)だった。企業社員は「ステッカーを見たドライバーが歩行者優先を意識することで事故防止になる。積極的に協力したい」と話していた。