岩手県釜石署で東日本大震災行方不明者の捜索活動を実施
今年で東日本大震災の発生から9年を迎え、岩手県釜石署は釜石海上保安部や宮城海上保安部、県警本部嘱託警察犬指導手との総勢66人態勢で、釜石港と周辺海岸における行方不明者の海中・陸上捜索を実施した。
釜石港公共ふ頭での合同捜索開始式で(写真)、渡辺博史釜石海上保安部長が「釜石市では震災で100人を超す行方不明者がいる。力を結集して手がかりを届けたい」、仲谷千春署長が「今回は宮城海上保安部の協力を得て水没車両の潜水捜索も行う。各機関が得意とする専門能力を発揮して成果を挙げてもらいたい」と、捜索隊を激励した。