京都府警が高齢被留置者対策のモデル施設を指定
介護を要する高齢被留置者の適正処遇と看守勤務員の負担軽減を図るため、京都府警は高齢被留置者対策に向けたモデル留置施設に東山署留置施設を指定した。加えて、介護福祉士の資格を有する同署留置担当官1人を「高齢被留置者介護アドバイザー」、アドバイザーを補助し、将来的に介護資格の取得を目指す留置担当官3人を「高齢被留置者介護アシスタント」にそれぞれ指定した。
府下全被留置者のうち、65歳以上の被留置者の占める割合が年々増加し、今後も継続的な増加が懸念されるためという。
東山署では高齢被留置者介護アドバイザーによる実戦的な訓練も行われた(写真)。