新潟県五泉署が夜光反射機能付きマフラーをお披露目
交通事故が多発する日没から夜間帯の交通事故を防止しようと、新潟県五泉署と本部交通企画課は地元ニット組合と連携し、夜光反射機能付きマフラーの製作発表を行った(写真)。製作発表会場を暗くしてモデルが着用するマフラーに光を当てると、五泉の「五」をモチーフとした模様の部分が明るく反射し、会場から驚きの声が上がった。
県警が冬場に身に付けるマフラーに着目し、組合に協力を依頼。五泉市は国内有数のニット産地で、ファッション性、デザイン性が高く、夜光反射機能を有したマフラーを完成させた。製作発表で、小熊署長は「世界に誇る五泉ニットのマフラーで暖かく、おしゃれに、そして夜光反射材で目立って歩いていただくことで、悲惨な交通事故を一件でも減らしていきたい」とあいさつ。組合の髙橋理事長は「地場産業が交通事故防止にご協力できることを大変光栄で喜ばしく感じている」と述べた。
すでに警察関係者が約200枚を注文しており、今後は一般販売も開始する予定。県警では「マフラーの普及により、夜間の歩行者事故防止の効果が期待できる」としている。