鹿児島県公安委員会は児童相談所職員と意見交換会

全国で児童虐待事案が多発していることを受け、鹿児島県公安委員会は鹿児島中央児童相談所を視察し、児相職員との意見交換を行った。

意見交換には、公安委員会委員と中央児童相談所の各部署の担当者、警察OBの子ども支援員など約15人が出席し「今後の警察と児童相談所との連携」について活発に意見を交わした。

冒頭、委員は「今回の意見交換は児童相談所の現状を知り、連携をより深めるための知識を得たいという目的で開催をお願いした。警察と児童相談所は目的や業務の違いはあるが、相互の理解を深め、顔が見える連携の在り方を強固にしていきたい」などと発言。児相職員からは「警察と児童相談所の協議の場を増やし、理解を深める必要がある。今後、市町村も含め、円滑な連携が図れるよう力を尽くしていきたい」などの意気込みが語られた。