長野県警察学校で初任科生への実戦的総合訓練を実施

 長野県警察学校で初任科生への実戦的総合訓練を実施長野県警察学校は初任科第168・169期生に対する実戦的総合訓練(一日警察署)を実施した。学生の現時点での課題を明らかにさせ、勉学への取組意欲を向上させることがねらい。全教職員が指導役などで参加し、第一線で発生が予想される事案を想定して行われた。

訓練では、警察学校本館を「松代警察署」とし、校内に設置した6交番に交番勤務員として学生を置き、また各交番に補佐と教官、教養課員を訓練指導者として配置。本署からの無線指令に基づいて、学生が各事案に急行し、現場臨場時の状況把握、無線通話、職務質問・所持品検査(写真)、犯人逮捕の各種要領をロールプレイング方式で確認した。